気 その2




この気ですが、体内にて「ある変化として感覚されるもの」を指す場合が多く、一般にも理解されやすいとされています。そうした気の感覚のことを「気感」と言います。

また、気は伝わる性質を持っています。例えば、人から人へ、瞬時にある状態が伝わります。外気治療などは、こうした現象を利用して行われます。

気の「伝わる」という現象は、あくびや笑いが伝染するように、日常生活の中に常にあります。また、公園で樹木と向き合ったり、海辺で波や風を感じながら、自然界の気と交流することも、気功では良く行われています。気功の修練を積んだものは、気を目視することができるようになると言われています。

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